
(島根 NEWS WEB)世界遺産の石見銀山遺跡がある大田市の小学生が、歴史的な鉱山遺跡がある台湾の新北の小学生とオンラインで交流しました。
この交流は、今年度、大田市の「石見銀山世界遺産センター」と台湾北部の新北にあった金の鉱山を紹介する「黄金博物館」が連携協定を結んだことをきっかけに始まりました。
17日は、台湾の新北の「瓜山國民小学校」の3・4年生と大田市の「温泉津小学校」の5年生がお互いの教室をオンラインでつなぎました。
はじめに、大田市の子どもたちが中国語であいさつしたあと、石見銀山遺跡や地元の登り窯や温泉などを手づくりのパネルで紹介しました。
これを受けて、台湾の子どもたちは、ひとりひとり自分の特技や将来の夢などを発表しました。
石見銀山遺跡は3年後に、世界遺産に登録されてから20周年を迎えるということで、大田市は今後、世界遺産があるベトナムやポーランドの子どもたちとも交流することにしています。
参加した大田市の小学生は、「今後は台湾に行ってみたいし、もっと調べて台湾の言葉をいっぱいしゃべりたい」と話していました。