【イベント】塩釜と台湾の高校生が交流 異文化への理解深める

塩釜市の塩釜高校を訪れたのは台湾の新北市にある林口高級中学の生徒34人です。
塩釜高校は異文化への理解を深めるために国際交流の機会を設けていて、23日は商業や観光業などを学ぶビジネス科の1年生から3年生までの生徒およそ230人が参加しました。
はじめに体育館で歓迎のセレモニーが行われ、塩釜高校の生徒会長、池田栄汰さんが台湾語で「皆さんを迎えることができてうれしい。お互いの国への関心や友情を深められる機会にしていきたい」とあいさつをしました。
台湾の生徒たちは日本のアニメの曲などに合わせてダンスを披露し会場を沸かせていました。
このあと台湾の生徒たちは教室に移動し、この日のために高校が用意したピンクや紫など色とりどりの着物を着て、写真を撮るなどして楽しんでいました。
生徒会長の池田さんは「思っていたよりも日本語が上手でびっくりしました。きょうをきっかけにもっと海外に目を向けられるようになりたい」と話していました。
台湾の女子生徒は「塩釜高校の生徒は分からないことがあるとすぐに声をかけてくれて優しかったです。着物を着るのは面倒だと思っていましたが初めて着てみて好きになりました」と話していました。