箏曲部の演奏に聞き入る台湾の生徒
 

(日高新報) 日高高校に20日、台湾の弘文高級中学の生徒31人が訪れ、授業や昼食を通じて日本の高校生活を体験した。

歓迎会には、日高高校の国際交流委員ら約30人が参加。坂口雅紀校長が「交流を深め、素晴らしい思い出にしてほしい」とあいさつし、生徒会長の聶(にん)千惠さん(3年)も「日本の高校生活を楽しんでください」と歓迎の言葉を贈った。台湾側の教諭や生徒代表も「貴重な体験に感謝します。ぜひ私たちの学校にも来てください」と述べた。

両校によるパフォーマンスも披露され、日高高校からは箏曲部が演奏。台湾の生徒たちは、繊細な指使いに見入りながら、雅やかな音色を楽しんでいた。台湾側からは生徒1人が日本語で「涙そうそう」をうたい、日高の生徒たちが温かい拍手を送った。

このほか、音楽や美術、英語の授業体験、昼食交流、体育の授業見学なども行われた。