(NHK NEWS WEB) 台湾の高校生が米子市の高校を訪れ、互いに歌やダンスを披露しながら交流を深めました。

米子市の米子東高校を訪れたのは、台湾北部の桃園市にある「陽明高級中学」の生徒と教員、あわせて23人です。

両校は11年前、姉妹校としての協定を結び互いを訪問していて、10日は全校生徒およそ840人から出迎えを受けました。

台湾の生徒は「米子東高校を訪れ、皆さんと交流できることをうれしく思います」と英語と日本語であいさつしました。

そして、日本のバンド「MONGOL800」の「小さな恋のうた」など3曲の歌やダンスを披露すると、大きな拍手が送られました。

これに対し、米子東高校の合唱部が台湾でもカバーされている中島みゆきさんの「時代」を歌ったり、応援団が演舞を披露したりすると、生徒たちはリズムに合わせて体を動かして楽しんでいました。

台湾の女子生徒は「米子東高校の生徒のパフォーマンスがすばらしかった。これからも交流を深めていきたい」と話していました。

米子東高校2年の女子生徒は「台湾の人たちは初めてでもフレンドリーに接してくれて楽しかった。米子から台湾に行く直行便もできて身近になったので、ぜひ行きたい」と話していました。

ことし12月には、米子東高校の生徒と教員が台湾を訪れて交流を深める予定だということです。