台湾の屏東県立來義高校に派遣される沖永良部高校の生徒たち=3日、鹿児島県知名町の同校(奄美の南海日日新聞)

(奄美の南海日日新聞) 鹿児島県知名町の県立沖永良部高校(德留健作校長)は8~14日、2年生6人を台湾の屏東県立來義高校に派遣する。両校の交流協定(MOU)に基づく国際交流プログラムの一環で初の派遣。6人は來義高校で文化交流や農業体験などを行う。

台湾と沖永良部高校は県教育委員会の2023年度事業への応募をきっかけに交流が始まり、25年9月に來義高校と交流協定を締結。交流プログラム実現へ向け、準備を進めてきた。生徒派遣費用の一部は和泊、知名両町が沖高教育振興事業として補助する。

派遣する生徒は書類(作文)、面接審査を経て選考。來義高校ではアワ畑での農業体験や同校生徒の95%を占めるパイワン族への理解を深める教育体験活動などを予定している。3日、沖永良部高校で出発式があり、生徒代表が「言葉や習慣の違いに戸惑うこともあるかもしれないが、それも貴重な経験として前向きに受け止め、自分から積極的に行動していきたい」と意気込みを語った。

德留校長は「多感な高校生の時期の異文化交流はとても意義がある。今までの自分を変えるというような気持ちでいろいろなことにチャレンジしてほしい」と呼び掛けた。

5月には來義高校から生徒17人と職員3人が沖永良部高校を訪問する予定。