(JAPAN ART MILE)

2022年度アートマイル国際協働学習プロジェクトの「文部科学大臣賞」は、赤穂市立有年小学校に決定しました。海外の相手校は台湾のShaung-Xi Elementary Schoolです。

大臣賞の選校に当たっては、2022年10月に東北学院大学学長特別補佐稲垣忠教授を審査員長として選考委員会を発足し、6名の審査員により参加校の協働学習を審査しました。国際協働学習のツールであるアートマイルフォーラム上で、主体的・協働的に学習している優秀な学校を選校しました。

■評価

互いの文化交流を熱心に行なっており、子どもどうしの関係づくりに成功している。テーマとしてはSDGs14「海の豊かさを守ろう」とSDGs15「陸の豊かさも守ろう」の2つのテーマを追究。日本側・台湾側それぞれに子どもたちが調べたプレゼンテーション動画の交流を行い、双方の問題提起が新たな気づきをもたらしたり、論点を明確にした議論が行われるなど、充実した協働学習が展開された。教師間で密にコミュニケーションを重ね、常にどのように学習を進めていくか相談しながら学習を進めた成果が子どもたちの主体的な取り組みに表れていた点を評価した。

■壁画

  壁画 【題名】エコロジー社会を創ろう! Let’s create an ecological society!
【題名】エコロジー社会を創ろう! Let’s create an ecological society!
 
<学習テーマ>

SDGs14「海の豊かさを守ろう」
SDGs15「陸の豊かさも守ろう」

<壁画に込めたメッセージ>

私たちは海や陸の環境について自分の国や世界が置かれている状況について多くのことを学びました。
大切な海や陸の豊かさを守っていくためには、たとえ小さなことでもプラスチックゴミを減らすなど私たちが生活の中でできることを始めること、それを周囲に広げていくことが大切です。一人ひとりが少しずつ努力することで世界は大きく変わるのです。
私たちは、将来、社会により大きな影響を与える大人になるために、今、一生懸命勉強しています。
大切な地球の未来が豊かで活力に満ちたものになるように、私たちから変化を起こしましょう!