台湾、女子団体総合で銅 体操アジア選手権 世界選手権への出場も決まる

(台北中央社)アジア体操競技選手権大会は16日、シンガポールで女子団体総合が行われ、台湾は147.397点で銅メダルを獲得した。9月にベルギーで行われる世界選手権の出場権も手にした。

台湾が同大会の同種目でメダルに輝くのは初めて。前大会では4位だった。メンバー6人のうち、頼品儒は新型コロナウイルスに感染し数日前に療養から復帰したばかりで、試合に向けた調整は万全とはいえない状態だったが、平均台で細かいミスがあったものの、チームに貢献した。

その後に出場したフィリピンは最後の演技となった段違い平行棒を前に、4人の選手が平均11点以上を獲得すれば台湾を上回る好位置につけていたが、選手1人が負傷のため演技できなくなり、他の選手も落下するなどして5位に終わった。

鄭焜杰監督は中央社の取材に、メダルを獲得するまでの出来事は劇的だったとし、感情の起伏が大きかったが、最終的な結果は良かったと振り返った。また全ての選手は全力を尽くしたとねぎらった。

(黎建忠/編集:齊藤啓介)

出典:https://japan.focustaiwan.tw/entertainment-sport/202306170003
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