(高雄中央社)熊本県や県教育委員会などが主催した海外交流事業に青少年大使として参加した小中高生ら約30人が3日、南部・高雄市を訪問し、地元の子供たちとダンスやゲームなどをして交流した。
市教育局によると、熊本県の小中高生らは小港区にある学校の子供たちに出迎えられ、市の紹介を聞いた他、地元や台湾のプレゼントを受け取った。
また台湾の子供たちは、日本から持ち込まれたけん玉やだるま落としなどで遊んだという。
会場には熊本県のPRキャラクター「くまモン」も姿を見せ、子供たちと「くまモン体操」を踊るなどした。
市教育局の欧素雯主任秘書は、熊本県と熊本市とは2013年に国際交流促進覚書を締結したことをきっかけに、14年から県の子供たちが高雄を訪問していると説明。新型コロナウイルスの影響で一時はオンライン交流などになったとしながらも、今回リアルな交流が再開でき、熊本の子供たちとの触れ合いを通じて、双方の関係がさらに友好的で揺るぎないものになったと語った。