( 宮崎 NEWS WEB) 台湾の小学生が国際交流を目的に串間市を訪れ、31日、地元の児童と一緒にお手玉や折り紙などを体験しました。
串間市を訪れたのは、台湾北西部の苗栗県にある2つの小学校の4年生から6年生までの20人余りです。
この訪問は、日本と台湾の交流を図る宮崎市のNPO法人の仲介で実現したもので、31日は市内の有明小学校に招かれ、同学年の児童と交流しました。
串間と台湾の子どもたちは、互いに混ざって数人ずつのグループとなり、日本古来の折り紙やお手玉、それにけん玉で一緒に遊びました。
このうち折り紙では、大リーグの大谷選手がホームランを打った時にかぶるかぶとなどを作って楽しみました。
また、台湾の子どもたちはけん玉やお手玉に苦戦していましたが、台湾の自宅にけん玉があってふだんから遊んでいるという児童は上手に玉を皿に乗せていました。
台湾の児童は「お手玉は初めてだったが、おもしろかった」と話していました。
また、串間の児童は「台湾のことばは分からなかったけど、少し仲良くなれたのでうれしかった」と話していました。
台湾の小学生たちは31日、このほかに宮崎市の青島で観光を楽しみ、1日に台湾に帰ることになっています。
串間市は、今後も台湾の子どもたちとの交流活動を続けていくことにしています。