姉妹校協定を手に持つ台南第一高校の廖財固校長(右)と藤枝東高校の佐野文子校長(台南第一高校提供)


(台南中央社)南部・台南市の高校、台南第一高校(台南一中)は6日、日本の駒場東邦高校(東京都)、藤枝東高校(静岡県)の2校とそれぞれ姉妹校協定を結んだと発表した。交換留学や相互訪問、教育旅行、国際教育交流などで協力していく。

台南一中は、台南市屈指の名門校。同校によれば、姉妹校協定の締結は、1976年の韓国の慶熙中学・高校が最初だった。「グローバルな一中」を目指して生徒の国際的な視野を広げ、世界と交流を図ることを目指している。

一方、駒場東邦高校は日本有数の難関校、藤枝東高校はサッカーの強豪校として知られる。

今回協定を結んだ2校は、今夏に台南一中が主催する持続可能な開発目標(SDGs)に関するイベントに参加する予定。