( 大分 NEWS WEB)  教育旅行で大分を訪れている台湾の中学生と高校生が大分市の高校を訪れ、日本の高校生と生け花体験を行うなどして交流を深めました。

17日は、台湾の台北市から大分を訪れている中学生と高校生、あわせて20人が大分市の岩田高校を訪れました。

歓迎セレモニーでは、デンマークからこの高校に留学しているビタ・ジェンセンさんが、「この交流はお互いのことや世界のことについて新しい学びを得るとても重要な機会です。一緒に素晴らしい思い出を作りましょう」と英語でスピーチしました。

このあと台湾の学生と日本の高校生が2人1組になって生け花の体験が行われ、日本の高校生が花の生け方や茎の切り方などを英語で説明しながら取り組んでいました。

岩田高校の3年生の男子生徒は、「いつか海外留学したいと思っているので、とても貴重な経験になりました」と話していました。

また、台湾の高校2年生の男子生徒は、「生け花は難しかったけど日本の高校生が優しく教えてくれたのでなんとかできました。日本が大好きなのでAPU=立命館アジア太平洋大学に留学したいです」と話していました。

大分県では海外からの教育旅行の受け入れを進めていて、昨年度は台湾や韓国、中国などから57団体949人を受け入れました。