張り子のお面作りをしながら交流する實人教育と御舘小の児童ら
 

(福島民友新聞) 台湾の小学校「實人(シーレン)教育」の児童らは7日、郡山市の御舘小を訪れ、3~6年生約30人と交流した。

同市が昨年、台湾で開かれた東北のPRイベントに出展した縁で訪問が実現した。實人教育の児童は日本文化や日本語を学んでおり、研修授業の一環で4~6年生25人が来県した。

両校の児童は互いの故郷を紹介するなどして交流。その後、デコ屋敷本家大黒屋の橋本彰一さん(49)と橋本広司民芸の橋本将司さん(44)の手ほどきを受けてお面の張り子の絵付けを体験し、できたお面を着けて「ひょっとこ踊り」も楽しんだ。

御舘小の宗像想士さん(6年)は「いろいろな友達ができて楽しい」と話し、實人教育の李晨語(リーツェンユー)さん(5年)は「交流を通して語学の楽しさが分かった」と笑顔で語った。

實人教育の児童は同日、郡山市役所も訪問。8日は須賀川市、9日には白河市を訪れる予定。