(愛媛 NEWS WEB)子どもたちに海外の文化を学んでもらおうと、2日、松山市の小学校で、児童が台湾から訪れている留学生と交流する学習会が開かれました。

松山市は、台湾の台北市と友好交流協定を結んでいて、10年前から観光やスポーツなどの分野で交流を進めています。
2日は、市内の聖カタリナ大学に留学している台北市の学生2人が湯築小学校に招かれ、6年生の児童およそ80人と交流しました。
この中で留学生たちが、台湾の学校の給食はバイキング形式で、子どもたちが好きなものを選んで食べられることや、給食のあと30分間、昼寝の時間があることを紹介すると、児童たちは声を上げて驚いていました。
このあと児童たちははっぴに着替えて、地元の商店街が町おこしのために考案した「道後BONダンス」を披露し、留学生と一緒に踊って楽しんでいました。
参加した男子児童は、「日本と台湾の学校では違うことが多くて驚きました。留学生と一緒に踊ることができていい経験になりました」と話していました。
女子児童は、「台湾の学校では昼寝の時間があると聞いてうらやましくなりました。台湾の人にも松山のいろいろな文化を知ってほしい」と話していました。
留学生の女性は、「子どもたちの反応がかわいくて、楽しかったです」と話していました。